課徴金納付命令

株式会社ハウワイに対する景品表示法に基づく課徴金納付命令について

景表法2022年3月29日・課徴金納付命令・消費者庁

公表日2022年3月29日
処分などの種類課徴金納付命令
出典消費者庁
関連法規景表法
関連条文-
違反の類型優良誤認、不実証広告
商品カテゴリ化粧品
違反パターンA-1 不実証広告

概要

株式会社ハウワイは、自社が供給するまつ毛美容液「エターナルアイラッシュ」について、自社ウェブサイトにおいて、令和2年7月6日から同月10日まで、同月13日から同月17日まで及び同月21日に、人物のまつ毛の長さの比較画像(使用前後のビフォーアフター写真)と共に「2週間でまつ毛が伸びる」「たった2週間でこんなにまつ毛が伸びてきた」「2週間で2mm伸びる!」等と表示し、あたかも本件商品を使用するだけで、商品に含まれる成分の作用により著しいまつ毛の育毛効果が得られるかのように示す表示を行っていた。

さらに、成分について「人幹細胞培養液×ナノキューブ×フムスエキス」が配合されていると説明し、「ヒト幹細胞培養液は厚生労働省も認定している成分」「医学雑誌にもたくさん取り上げられている」等と表示して、科学的に裏付けられた効果があるかのような印象を与えていた。

消費者庁長官は、この表示が景品表示法第5条第1号(優良誤認表示)に該当するか否かを判断するため、同法第8条第3項(不実証広告規制)に基づきハウワイに対し合理的な根拠を示す資料の提出を求めた。ハウワイは期間内に資料を提出したが、当該資料は表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものとは認められなかった。このため、当該表示は景品表示法第5条第1号に該当する優良誤認表示と推定され、同法第8条第1項に基づく課徴金納付命令が発出された。

問題とされた表示(公表資料より)

  • 「2週間でまつ毛が伸びる↑『エターナルアイラッシュ』の効果がすごすぎる」
  • 「たった2週間でこんなにまつ毛が伸びてきた」
  • 「2週間で2mm伸びる!まつ毛美容液<エターナルアイラッシュ>」
  • 「2週間で2mmも伸びるまつ毛美容液、エターナルアイラッシュですが、ものすごく大人気なのご存知ですか?」
  • 「エターナルアイラッシュが1番まつ毛が伸びました!」
  • 「ぼろぼろだったまつ毛の人たちが、」
  • 「こんなに、綺麗なまつ毛に!」
  • 「伸びすぎてまつ毛にいろいろのせる人も!」
  • 「まつ毛伸びすぎていろいろのせてみた」
  • 「まつ毛が伸びすぎていろいろな物をまつ毛に乗せる子などもいました。」
  • 「もしかして、エターナルアイラッシュはかなりすごいまつ毛美容液なのでは・・・」
  • 「1ヵ月も使用すると、ここまでまつ毛が濃くなってきました。」
  • 「今までは、アイメイクに力入れてたけど、自まつ毛が濃く伸びてきたので、ナチュラルメイクにも挑戦してみました。」
  • 「エターナルアイラッシュの効果がなぜ高いのか?調べてみたら、こんな理由がございました。」
  • 「エターナルアイラッシュの成分がすごかった。」
  • 「エターナルアイラッシュには、人幹細胞培養液×ナノキューブ×フムスエキスと三つのエキスが入っております。」
  • 「それぞれの成分を説明するとかなりお時間がかかるため簡単に書きますと、」
  • 「1 ヒト幹細胞培養液=細胞を活性化させる」
  • 「2 ナノキューブ=皮膚の奥まで浸透させるための成分」
  • 「3 フムスエキス=毛の映やす効果」
  • 「毛を映える事に特化した成分がしっかり配合されており、まつ毛をしっかり育てるのです。」
  • 「特にヒト幹細胞培養液は厚生労働省も認定している成分ですのでかなり安心して使えるのも大人気の理由なのではないでしょうか。」
  • 「医学雑誌にもたくさん取り上げられているほど、ヒト幹細胞は注目されている成分なのですね。」
  • 「エターナルアイラッシュが、あっという間にボロボロまつ毛を理想のまつ毛に変える事から、TVやファッション雑誌で紹介されてから、人気が爆発したため、製造が追いついていないんだとか。」
  • 「ついこの間までまつ毛がぼろぼろだったのに、『少しづつ生えてきた』と報告がありました!」

適正な表現例

不実証広告規制上、まつ毛美容液の育毛効果を裏付ける合理的根拠となる科学的試験データ(例:臨床試験や成分の効果を示す学術論文等)を提出できていれば、優良誤認表示との推定を覆すことができた可能性がある

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参照リンク

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本ページは、消費者庁・厚生労働省などの公表資料をもとに整理した情報です。個別の広告表現が適法かどうかを判断・保証するものではありません。弁護士の監修範囲は、違反パターンの類型化と法的解説です。実際の表現は、最新の法令・ガイドラインと専門家の確認のうえでご判断ください。
収録データ:2026年9月18日公表分まで(ページ更新:2026年10月11日)