株式会社ユニクエストに対する景品表示法に基づく課徴金納付命令について
| 公表日 | 記載なし |
|---|---|
| 処分などの種類 | 課徴金納付命令 |
| 出典 | 消費者庁 |
| 関連法規 | 景表法 |
| 関連条文 | - |
| 違反の類型 | 有利誤認 |
| 商品カテゴリ | 葬儀・生活サービス |
| 違反パターン | A-4 打消し表示 |
概要
株式会社ユニクエストは、「小さなお葬式」の名称で供給する葬儀サービス(小さな火葬式・小さな一日葬・小さな家族葬・小さなお別れ葬の4役務)について、パソコン向け及びスマートフォン向けの自社ウェブサイトにおいて、「追加料金一切不要のお葬式 総額188,000円(税込)」「追加料金一切不要の安心価格 プラン金額がお葬式にかかる全ての費用です。」等と記載し、あたかも表示された総額以外に追加料金が一切発生しないかのように表示していた。
しかし実際には、寝台車又は霊柩車の搬送距離が50kmを超える場合、葬儀社等における安置日数が各役務の設定日数を超える場合、自宅における安置日数が設定日数を超えドライアイスを追加する場合、火葬場利用料が市民料金を超える場合、「小さな一日葬」の外部式場利用料が50,000円を超える場合、「小さな家族葬」の外部式場利用料が100,000円を超える場合には、追加料金が発生するものであった。
また、自社ウェブサイトの別のウェブページにおいて追加料金が例外的に発生する場合がある旨を記載していたが、当該記載はリンク先に追加料金に係る重要な情報が存在するとは記載されていない「よくある質問」等のハイパーリンクの文字列をクリックしなければ表示されないものであることから、打消し表示として有効ではないと認定された。
これらの表示は、本件4役務の取引条件について、実際のものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認される表示であり、景品表示法第5条第2号(有利誤認表示)に該当するものと認められた。
問題とされた表示(公表資料より)
- 「追加料金一切不要のお葬式 総額188,000円(税込) 資料請求割引価格」
- 「追加料金一切不要の安心価格 プラン金額がお葬式にかかる全ての費用です。」
- 「式を行わず火葬のみ 小さな火葬式 無料資料請求で 総額188,000円(税込) 追加料金一切不要」
- 「通夜式を行いません 小さな一日葬 無料資料請求で 総額338,000円(税込) 追加料金一切不要」
- 「通夜式・告別式を行います 小さな家族葬 無料資料請求で 総額488,000円(税込) 追加料金一切不要」
- 「葬儀から納骨、法要までご相談は追加料金一切不要の葬儀社【小さなお葬式】」
- 「追加料金一切不要の3つの家族葬プランからお客様にあったプランをお選びください。」
- 「追加料金が本当にかからないお葬式 お葬式が総額188,000円(税込)」
- 「選ばれている5つの理由 ①追加料金一切不要の完全定額プラン」
- 「追加料金一切不要の家族葬プラン お葬式プランの金額がお葬式にかかる全ての費用になります。」
- 「資料請求割引価格 追加料金一切不要 総額188,000円(税込)」
- 「小さなお別れ葬 追加料金一切不要 総額140,000円(税込)」
- 「とにかく費用を抑えたい方に 小さなお別れ葬 追加料金一切不要 無料資料請求で 総額140,000円(税込)」
適正な表現例
表示された総額以外に追加料金が発生する条件(搬送距離超過、安置日数超過、火葬場利用料超過、式場利用料超過等)を消費者が容易に認識できる形で明確に表示していた場合、有利誤認表示には該当しなかった可能性がある。具体的には、打消し表示を同一画面内の視認しやすい位置に配置し、追加料金が発生する具体的な条件と金額を明示する必要があった。
この事例に関係する違反パターン
- A-4 打消し表示:強調表示に対する例外条件や制約を、消費者が見落としやすい形で表示するケースです。文字サイズ、色、位置などにより打消し表示が十分に認識されな…
参照リンク
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本ページは、消費者庁・厚生労働省などの公表資料をもとに整理した情報です。個別の広告表現が適法かどうかを判断・保証するものではありません。弁護士の監修範囲は、違反パターンの類型化と法的解説です。実際の表現は、最新の法令・ガイドラインと専門家の確認のうえでご判断ください。
収録データ:2026年9月18日公表分まで(ページ更新:2026年10月11日)