措置命令

株式会社ハピリィに対する景品表示法に基づく措置命令について

景表法2021年9月14日・措置命令・消費者庁

公表日2021年9月14日
処分などの種類措置命令
出典消費者庁
関連法規景表法
関連条文-
違反の類型有利誤認
商品カテゴリ写真・イベント
違反パターンC-1 二重価格表示、C-2 期間限定・おとり広告

概要

株式会社ハピリィは、自社ウェブサイトにおいて、七五三撮影プラン(「七五三前撮りデータセット」又は「七五三データセット」と称する本件役務(1)、及び「七五三前撮りアルバム&データセット」又は「七五三アルバム&データセット」と称する本件役務(2))について、令和2年5月14日から令和3年6月21日までの間、繰り返しキャンペーン表示を行った。

具体的には、「通常価格38,700円が最大47%Off 19,800円(税抜)」「通常価格51,700円が最大55%Off 22,800円(税抜)」等と表示し、あたかも「通常価格」と称する価額がハピリィにおいて本件2役務について通常提供している価格であり、かつ、表示された対象期間内又は撮影期限内に撮影した場合に限り「通常価格」から割り引いた価格で本件2役務の提供を受けることができるかのように表示していた。

しかし実際には、「通常価格」と称する価額は、ハピリィにおいて本件2役務について提供された実績のないものであった。また、別表「表示内容」欄記載の期間外又は期限後に撮影した場合であっても、「通常価格」と称する価額から割り引いた価格で本件2役務の提供を受けることができるものであった。

これらの表示は、本件2役務の取引条件について、実際のものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認される表示であり、景品表示法第5条第2号(有利誤認表示)に該当する不当な表示と認定された。

問題とされた表示(公表資料より)

  • 「オフシーズンの七五三撮影は断然お得♪ 七五三前撮りキャンペーン 期間:6月1日(月)〜7月31日(金) お子様の衣装レンタル・ヘアメイク、撮影代込み ご兄弟や家族撮影もできて、撮影データ50枚 19,800円〜」
  • 「通常価格38,700円が最大47%Off 19,800円(税抜) 土日祝日は24,800円(税抜)」
  • 「七五三前撮りデータセット 対象期間:6月1日(月)〜7月31日(金)」
  • 「撮影期間 6月1日(月)〜7月31日(金)」
  • 「お客様のニーズにあった撮影プランをご用意! 七五三キャンペーン」
  • 「通常価格38,700円が最大48%Off」
  • 「通常価格42,570円(税込)が最大51%Off 18,800円(税込20,680円) 土日祝日は23,800円(税込26,180円)」
  • 「通常価格51,700円が最大55%Off 22,800円(税抜) 土日祝日は27,800円(税抜)」
  • 「七五三前撮りアルバム&データセット 対象期間:6月1日(月)〜7月31日(金)」
  • 「通常価格51,700円が最大53%Off 22,800円(税抜) 土日祝日は27,800円(税抜)」
  • 「通常価格54,180円(税込)が最大48%Off 18,800円(税込20,680円) 土日祝日は23,800円(税込26,180円)」
  • 「通常価格56,870円(税込)が最大53%Off 22,800円(税込25,080円) 土日祝日は27,800円(税込30,580円)」
  • 「通常価格56,870円(税込)が最大55%Off 22,800円(税込25,080円) 土日祝日は27,800円(税込30,580円)」

適正な表現例

「通常価格」と称する価額で実際に相当期間にわたって販売した実績があり、キャンペーン期間終了後には実際に通常価格に戻して販売していた場合には、有利誤認表示には該当しなかった可能性がある。二重価格表示を行うには、比較対照価格が最近相当期間にわたって実際に販売されていた価格である必要があった。

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参照リンク

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本ページは、消費者庁・厚生労働省などの公表資料をもとに整理した情報です。個別の広告表現が適法かどうかを判断・保証するものではありません。弁護士の監修範囲は、違反パターンの類型化と法的解説です。実際の表現は、最新の法令・ガイドラインと専門家の確認のうえでご判断ください。
収録データ:2026年9月18日公表分まで(ページ更新:2026年10月11日)