措置命令

飯田グループホールディングス株式会社ほか4社に対する景品表示法に基づく措置命令について

景表法2024年3月1日・措置命令・消費者庁

公表日2024年3月1日
処分などの種類措置命令
出典消費者庁
関連法規景表法
関連条文-
違反の類型優良誤認
商品カテゴリ不動産、住宅・リフォーム
違反パターンA-3 No.1・比較広告

概要

飯田グループホールディングス株式会社及びその子会社4社(住宅情報館、一建設、飯田産業、アーネストワン)は、注文住宅の建築請負に係る役務について、自社ウェブサイト、子会社ウェブサイト、X(旧Twitter)投稿、ポスティングチラシ等の複数の表示媒体において、「土地情報が豊富な注文住宅会社」「高品質なのにローコストな注文住宅会社」「初めて住宅を建てる方におすすめの注文住宅会社」の3項目でNo.1を獲得した旨を表示していた。

これらの表示は、あたかも飯田グループが提供する注文住宅建築請負役務及び他の事業者が提供する同種役務について、実際に利用したことがある者又は知見等を有する者を対象にそれぞれ調査した結果において、飯田グループが提供する本件役務に係る順位がそれぞれ第1位であるかのように示すものであった。

しかし実際には、飯田GHDが委託した事業者による調査は、本件3項目について回答者に対し、飯田グループが提供する本件役務及び他の事業者が提供する同種役務について実際に利用したことがある者か又は知見等を有する者かを確認することなく、飯田GHD及び特定9事業者(当該委託を受けた事業者が同種役務を提供する事業者の中から指定する9の事業者)のみを任意に選択して対比し、各事業者のウェブサイトの印象を問うものであり、それぞれ客観的な調査に基づくものではなかった。また、当該調査結果を正確かつ適正に引用しているものでもなかった。

このように、本件役務の内容について一般消費者に対し実際のものよりも著しく優良であると示すものであり、景品表示法第5条第1号(優良誤認)に該当する不当表示と認定された。

問題とされた表示(公表資料より)

  • 「飯田グループの注文住宅が選ばれる理由」
  • 「飯田グループは日本トレンドリサーチによる調査の結果、『土地情報が豊富な注文住宅会社』『高品質なのにローコストな注文住宅会社』『初めて住宅を建てる方におすすめの注文住宅会社』の3項目で満足度No.1を獲得しています。」
  • 「土地情報が豊富な注文住宅会社 No.1」
  • 「高品質なのにローコストな注文住宅会社 No.1」
  • 「初めて住宅を建てる方におすすめの注文住宅会社 No.1」
  • 「飯田グループの注文住宅は3項目で顧客満足度No.1」
  • 「No.1 日本トレンドリサーチ 土地情報が豊富な注文住宅会社」
  • 「No.1 日本トレンドリサーチ 高品質なのにローコストな注文住宅会社」
  • 「No.1 日本トレンドリサーチ 初めて住宅を建てる方におすすめの注文住宅会社」
  • 「飯田グループは皆様に選ばれて3冠達成!」
  • 「飯田グループは皆様に選ばれて3冠を達成いたしました!」
  • 「飯田グループは皆様に支えられて3つのNo.1を獲得しました。」
  • 「信頼の3冠獲得 第1位」
  • 「土地情報が豊富な注文住宅会社 高品質なのにローコストな注文住宅会社 初めて住宅を建てる方におすすめの注文住宅会社」
  • 「飯田グループの注文住宅が選ばれる理由(X投稿)」
  • 「日本トレンドリサーチによる調査の結果」
  • 「★土地情報が豊富な注文住宅会社 ★高品質なのにローコストな注文住宅会社 ★初めて住宅を建てる方におすすめの注文住宅会社 の3項目で満足度No.1を獲得しているんです!」

適正な表現例

No.1表示を行うためには、実際に当該役務を利用した経験がある消費者または知見を有する者を対象とした客観的な調査に基づく必要があった。また、調査対象の選定も恣意的ではなく、同種役務を提供する事業者全体を母集団とする公正な調査設計が求められた。さらに、調査結果を引用する際には、調査の方法・対象・条件等を正確かつ適正に表示する必要があった。

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参照リンク

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本ページは、消費者庁・厚生労働省などの公表資料をもとに整理した情報です。個別の広告表現が適法かどうかを判断・保証するものではありません。弁護士の監修範囲は、違反パターンの類型化と法的解説です。実際の表現は、最新の法令・ガイドラインと専門家の確認のうえでご判断ください。
収録データ:2026年9月18日公表分まで(ページ更新:2026年10月11日)