課徴金納付命令

株式会社シーズコーポレーションに対する景品表示法に基づく課徴金納付命令について

景表法2023年3月24日・課徴金納付命令・消費者庁

公表日2023年3月24日
処分などの種類課徴金納付命令
出典消費者庁
関連法規景表法
関連条文-
違反の類型優良誤認
商品カテゴリ健康食品・サプリメント
違反パターンA-2 体験談・口コミ表示、B-3 健康食品・サプリ

概要

株式会社シーズコーポレーションは、自社が供給する「seeds糖鎖」と称する糖鎖栄養素含有食品について、自社ウェブサイト及び楽天市場店において、「糖鎖+PSで脳を活性化!認知症のリスクを軽減します。」「脳神経細胞の退化を予防し、アルツハイマー型・脳血管性認知症の症状が改善される「脳機能活性栄養素」です。」「大阪市立大学医学部・尼崎中央病院にて、認知症の臨床データがあります。」「糖鎖機能性食品の効果が更にパワーアップすることが期待できる成分です。」等と表示していた。

これらの表示により、あたかも同商品を摂取することで脳が活性化し、認知症のリスクが軽減され、アルツハイマー型・脳血管性認知症の症状が改善される効果が得られるかのように示していた。また、愛飲者の体験談として「糖鎖栄養素を飲み始めてからは、今までの虚弱体質が嘘のように、ハツラツと元気な毎日を送っています。」との記載も掲載し、商品の健康効果を訴求していた。

しかし実際には、当該食品は栄養機能食品に過ぎず、認知症の予防・改善効果が科学的に実証されているものではなかった。これらの表示は、商品の品質・内容について、実際のものよりも著しく優良であると一般消費者に示すものであり、景品表示法第5条第1号に規定する優良誤認表示に該当すると認定された。消費者庁は景品表示法第8条第1項の規定に基づき、課徴金納付命令を発出した。

問題とされた表示(公表資料より)

  • 「糖鎖+PSで脳を活性化!認知症のリスクを軽減します。」
  • 「脳神経細胞の退化を予防し、アルツハイマー型・脳血管性認知症の症状が改善される「脳機能活性栄養素」です。」
  • 「大阪市立大学医学部・尼崎中央病院にて、認知症の臨床データがあります。」
  • 「糖鎖機能性食品の効果が更にパワーアップすることが期待できる成分です。」
  • 「「シーズ糖鎖」が新成分PSを配合!リニューアルしました!!」
  • 「糖鎖+PSで脳を活性化!認知症のリスクを軽減します。」
  • 「「PS」とは、大豆より抽出された大豆リン脂質です。脳神経細胞の退化を予防し、アルツハイマー型・脳血管性認知症の症状が改善される「脳機能活性栄養素」です。」
  • 「私も糖鎖で元気いっぱいの毎日です!!」
  • 「糖鎖栄養素を飲み始めてからは、今までの虚弱体質が嘘のように、ハツラツと元気な毎日を送っています。」

適正な表現例

表示内容を裏付ける合理的な根拠資料(認知症の予防・改善効果に関する科学的試験データや臨床試験結果等)を提出できていれば、優良誤認表示には該当しなかった可能性がある。また、機能性表示食品として消費者庁に届出を行い、科学的根拠に基づく機能性の表示として認められていれば、一定の範囲で効果効能の表示が許容された可能性がある。

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本ページは、消費者庁・厚生労働省などの公表資料をもとに整理した情報です。個別の広告表現が適法かどうかを判断・保証するものではありません。弁護士の監修範囲は、違反パターンの類型化と法的解説です。実際の表現は、最新の法令・ガイドラインと専門家の確認のうえでご判断ください。
収録データ:2026年9月18日公表分まで(ページ更新:2026年10月11日)